都市農業の新鮮野菜直売所として

日常は新鮮野菜直売所

2020年5月24日、八王子市大和田町の住宅街の中にある生産緑地に野菜直売所としてフォレストドームを設置しました。設置場所は北原国際病院のすぐ近くになります。

依頼主の福島氏は八王子市の新規就農者で無農薬で江戸東京野菜などの固定種の野菜を生産しています。

新たに借りた畑で新鮮野菜の直売をしたいこと、農作業の合間の休憩所や突然の雨の場合の避難場所として、フォレストドームの設置を考えていただきました。特に夏の暑い日差しを避けれることはフォレストドームの最大のメリットです。

農業は天候にも左右されるし、土と格闘しながらの重労働でもあり、儲かるような種類の仕事ではありません。しかしながら、私たちの住んでいる都市のすぐ近くに野菜の生産場所があることはとても大切なことと思われます。そんな生産者さんの重労働を軽減し、お洒落な直売所を提供することによって少しでも都市農業の活動の助けになればとの思いです。

いざという時にも使える

一方空いている土地は、効率のみを求めて建物を作り、都市化を推進してゆく流れもあります。行きすぎた都市化は密な環境を生み、災害にも弱い環境を作り出してゆく気がしています。都市の中の生産緑地は人々に癒しを与えるとともに、いざという時にも有用に活用されるのではないでしょうか。フォレストドームは地震で崩壊することもありませんし、いざという時には炊き出しの拠点としての活用も想定されます。

いざという時の備えは大切ですが、日常的に使われるものという点も重要です。

日々の活動としては野菜直売所として使われ、いざという時には炊き出しの拠点になるという仕組みです。とりあえずは、新鮮野菜直売所として地域の人々にとって欠かせない存在となることを期待しています。

フォレストドーム、野菜直売所

フォレストドーム、野菜直売所

本日は、フォレストドームに合わせてデザインしたテーブルを設置しました。
1800×600の天板に高さ60cmの足を取り付けています。足はIKEAで買いました。足の長さを60cm~90cmまで伸縮できる優れものです。天板はちょうどテントの下に収まる寸法となっています。

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