庭の中のフォレストドーム・東屋
フォレストドームの屋根付き東屋が完成しました。壁が無くても三角形のフレームで強固な構造になっていて、かつ開放的なつくりです。今回は造園屋さんとのコラボレーションで実現しました。
屋根材にはグレーのシングル屋根材を使いました。外からの見た目とは一転、中に入ると屋根に囲われた木の空間であることが感じられます。
ここは4戸の賃貸アパートの共用のお庭です。そのお庭の一角にフォレストドーム・東屋が設置されました。周りは普通の戸建住宅で囲われていますが、この空間だけ上品で贅沢な雰囲気を醸し出しています。
アパートの住人が週末にゆっくりとお茶を飲んだり、仲間を呼んでBBQをしたりしてこの空間が活用されることが想像されます。その際に、FOREST DOMEって何?東京の木、多摩産材を使っているらしいよ。木の空間は心地いいね。森の恵みがこのようなかたちになっている。など、森を考えるきっかけとなってくれればいいなと思ったりしています。
今後この事例をきっかけに、このようなお庭が各地につくられることを期待しています。フォレストドームは庭園とは抜群に相性の良い構築物です。庭園の風景を邪魔すること無く、屋根のある空間をつくることが出来ます。また、壁の部分を自由にアレンジすることでその場所に合わせたオリジナルな空間をつくることも出来ます。
通常、建設会社にこの大きさの東屋の施工を頼むと100万円超えの見積りが出てきますが、フォレストドームはその半額の50万円台で組立て設置することが可能です。その理由は、ドーム型の形状が最小限の材料で最大限の空間を実現できること、フレームの接続方法がシンプルで工夫があること、などの要素でこの価格が実現できています。
ここでは一辺L=1,800の大きさのフォレストドームをつくりました。一辺L=1,700のフォレストドームに比べるとゆったりとしています。実物を体感してみないとなかなかその感覚は伝わりません。いちどゆっくりと庭の中のフォレストドーム・東屋を味わってみてください。
連絡をいただければ現地をご案内いたします。