エコプロダクツ2014に出展しました
2014年12月11日(木),12日(金),13日(土)、東京ビックサイトで開催された「エコプロダクツ2014」に今年も参加させていただきました。間伐材丸太を利用した小屋づくりを目指すフォレストドームを展示しました。
今年は昨年より少し広いスペースをいただきましたので、昨年より少し大きな展示をすることができました。
昨年の課題と今年の展示
昨年も今年と同じような5角形平面の構築物を展示し、そして昨年の展示から下記の2つの課題を得ました。
1.フレームを何に使うのかイメージできない
2.実物の大きさのスケール感がわからない
今年の展示では上記の課題を踏まえ、
1.には1/20の模型で緑のドーム、温室、東屋、茶室などの使い方例を展示しました。
2.には展示スペースの関係で一辺170cmの実物大の展示は出来ませんでしたが、一辺120cmのモデルと実際に製作した現場の写真を展示することで大きさをイメージしてもらいました。
昨年は一辺が90cmのモックアップが今年は一辺120cmになりました。接合部の納まりも昨年より精度を上げて製作しています。来年は一辺170cmの実物大のフォレストドームが展示できるよう準備をしてゆきたいと思っています。
フォレストドームの様々な使い方例の展示
上の写真はフォレストドームを使った様々な使い方の例です。
上段左から、緑のドーム、テント東屋、東屋、下段には温室と茶室が見えます。同縮尺の人間も配したのでスケール感が分かりやすかったのではと思います。
同じフレームを使って様々なタイプの空間がつくれるところが面白いという意見も頂きました。基本的なフレーム部分だけ購入して、後はDIYで自由に空間づくりをすれば、十人十色の空間が無限につくることができます。
展示してみて、今年の手応え
昨年の展示では、お客様の反応が何を展示しているのかよく理解できないといった感じでしたが、今年は製造物責任はどうなっているのか、接合部の金物だけ買うことが出来るのか、遠方への発送は出来るのか、など具体的で昨年とは異なる内容の意見・質問を多数頂きました。
今年気づいたのですが、来場者、出展者は沖縄、福岡、鳥取、滋賀、山梨、千葉、栃木など全国各地からやって来ていました。今回、フォレストドームの販売を関東近辺に限定していたので、特に気になってしまったのかもしれません。なるべく早く生産体制を整え、キット販売できるようにすることが課題かもしれません(?)。
つむ木の展示
こちらの写真は、「とうきょう森林産業研究会」名物の「つむ木」です。3日目の展示日に、子供たちに自由に遊んでもらいました。すると、結構斬新な積み方が、、、たまに積み方を誤り崩れたりもします。そんなことをしながら長時間「つむ木」に熱中していました。大人もその様子を楽しそうに見ています。
関係者のみなさま、3日間どうもお疲れさまでした。
また来年もよろしくお願い致します。