Assembly procedure
フォレストドーム・テント東屋の組立て手順
DIY雑誌「ドゥーパ!」の取材で記事にしていただいたものに加筆して掲載しています。
組み立てに先立ち準備するもの
*作業人:作業には最低2人必要です。3人いれば効率が良いです。
*電動ドライバー:ほぼこれ1本ですべてのビス留めを行います。少し長めの+ビット。組み立てには必須品です。
*脚立:上部のビス留めを行うのに必要。
*発泡スチロールブロック5個:土台部分のビス留めをするのに使用する。
*2M超の角材×3,4本:斜めになっている壁面のフレーム材を仮固定するのに使用する。
*その他:手袋など適宜。
組立て手順
使用する丸棒25本を用意。材は1種類のみ、すべて同じ長さ同じ形状です。どれをどこに使っても大丈夫です。作業効率を考え、材は組み立てる場所の近くに置きましょう。丸棒1本は一人でも軽々持てる重さです。
先ずは、土台から作ってゆきます。
丸太を五角形に仮置きして、各連結部の下に土台を配置。今回は土台にコンクリートブロックを使うが、途中までは軽くて扱いやすい発泡スチロールブロックを代用する。
丸棒先端の溝にリングをはめた状態でプレートをかぶせてビス留めする。一つの丸棒先端にビス2カ所留めるので、全部で丸棒25本×2カ所×2(両端)=100カ所のビス留めを行う。
5本の丸太を連結したら、発泡スチロールブロックを立てる。ブロックの丸溝に丸棒をはめ、連結リングをブロックのわきに配置する。発泡スチロールブロックを立てるのは、その後の下方向からのビス留めがしやすいから。
ここから壁を立ち上げてゆきます。
2本の丸棒を斜めに立ち上げ、三角形を作る。リングを連結する間、丸棒を支える補助者が必要。
三角形ができたら、角材で支えておいて、となりにも同様に三角形を作る。
となり合う三角形の頂点に丸棒を渡し、連結する。三角形を順番に作ってゆくとやり易い。
同様の作業を繰り返し、この形を作る。作業の途中は不安定な状態だが、ここまでフレームを連結するとやや安定する。
ここからは屋根面の組み立てになります。
前の作業と同様に、頂部を作ってゆきます。ここで頂点を留めるのに大きめの脚立が必要になる。
フレームの完成。すべてのフレームが留まると強固な安定した構造となる。
ここまでの組み立てに、慣れている人で1時間、慣れないと2〜3時間掛かります。
ここからはテント屋根部分の組立てです。
屋根材(テント)と垂木材を用意。垂木材は長短2種類、5本ずつある。
フレームの上に長い方の垂木材を載せ、頂部をぴったり合わせる。
垂木材をフレームにビス留めする。
長い垂木の間の中心に短い垂木をビス留めする。
すべての垂木がついた。ここで土台をコンクリートブロックに置き換えるが、フレームの重さは3人いれば十分に持ち上げられる程度なので、難なく換えられる。
屋根材(テント)をかぶせ、屋根材裏面のポケットに垂木の先端を収めていく。
フォレストドーム・テント東屋の完成。
後は、お好みのアウトドアリビングにアレンジするもよし。
オプションの板壁もあります。
アイディア次第であなた好みの空間にできます。
「ドゥーパ!」の記事では、さらに床や壁をつくっています。
詳細は下記の記事からご覧ください。